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日本の『音遊び・・・』:第四回
一音に散る花を惜しむらん 〜大鼓:大倉 正之助〜

写真1 写真2
ゲスト・大倉正之助氏により大鼓が組まれる
写真3
アーティスト・多田浩二による「着彩綿布と紐によるインスタレーション」
写真4
普通では共演することのない大鼓と尺八〔演奏曲:「濤声」〕
写真5
この日のために描かれた長山浩子作「桜花屏風絵」を背景に
写真6
アーティスト・多田浩二
写真7
日本画家・長山浩子
日時
2000年3月27日
会場
銀座かねまつホール
ナビゲーター
田辺 洌山(尺八)
ゲスト奏者
大倉 正之助(大鼓)
コラボレイティブ・アーティスト
多田浩二(着彩綿布と紐によるインスタレーション)
長山浩子(桜花屏風絵)
演奏曲目
「濤声(とうせい)」〔愛澤伯友作曲〕
「三番三(さんばそう)」
「無伴奏尺八組曲・第七番・志野」〔唯是震一作曲〕
「平家桜乱拍子(インプロビゼーション)」
内容
ゲストに能・囃子大倉流大鼓奏者の大倉正之助を迎えた。
大鼓は馬の皮と桜の木でできているが、「馬の命、桜の命をもらった鼓が、馬の魂を、そして、桜の魂を生まれ変らせている」と大倉氏は言う。普通は和紙でカチカチに固めたプロテクター(指皮)を指にはめて演奏する大鼓を素手で打つ。その一音にかける思いを聴いた。大鼓を組むところから舞台はスタートし、来場者が大鼓を打つ体験も盛り込まれた。
大倉正之助氏の鼓と声をテーマに作曲された、尺八と大鼓による「濤声(とうせい)」(愛澤伯友作曲)の演奏や、日本画家・長山浩子による「桜花屏風絵」、多田浩二による「着彩綿布と紐によるインスタレーション」とのコラボレーションも注目された。
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