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日本の『音遊び・・・』:第三回
太棹三味線と声の新たな世界 〜太棹三味線:田中 悠美子〜

写真1
ゲストの田中悠美子(太棹三味線)
写真2
太棹三味線の解説にじっとに耳を傾ける
写真3
俳優・牧野公昭氏の語りを交えた「女殺油地獄〜世紀末バージョン」
写真4
俳優・牧野公昭氏
写真5
舞台美術:能面作家の鈴木雅光氏
日時
1999年12月7日
会場
銀座かねまつホール
ナビゲーター
田辺 洌山(尺八)
ゲスト奏者
田中 悠美子(太棹三味線)
コラボレイティブ・アーティスト
鈴木 雅光(能面作家)
牧野 公昭(俳優)
演奏曲目
「日高川入相花王〜渡しの場の段より」
「櫓太鼓曲弾き」
「縹(ななだ)」〔愛澤伯友作曲〕
「狐火」
「女はつらいよ〜ソロバージョン」〔田中悠美子作曲〕
「片足鳥居の映像」〔佐藤敏直作曲〕
「女殺油地獄〜世紀末バージョン」
内容
ゲストに太棹三味線で注目される田中悠美子を迎えた。
日本の伝統的な人形芝居である文楽は、義太夫節を語る太夫と三味線弾きと人形遣いの呼吸によって情けを語っている。その義太夫(太棹)三味線と声の可能性を見つめ続ける田中悠美子は、古典から現代音楽、はたまた、即興からアバンギャルドジャズまで、過激で果敢な世界を駆けめぐっている。三味線の音色と声、音遣いと間。虚と実の世界を語る、そのパワー全開の姿に迫った。
この日のために愛澤伯友氏が書き下ろした太棹三味線と尺八のための新作や、俳優・牧野公昭氏との「女殺油地獄―世紀末バージョン」の共演など、太棹三味線と声の新たな世界へアプローチした。能面作家・鈴木雅光氏による舞台美術が独特の世界を生み出す。
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